沿革

 
沖縄銀杏会は,平成元年にハートライフ病院の宮城竜也氏(元会長)が中心となって声掛けをして立ち上げました.会の名称を「銀杏会」としましたが,平成15年には沖縄県放射線技師会の学術部会として「沖縄消化管撮影研究会」となりました.消化管の撮影手技や読影力の向上,施設間の情報交換や交流などを目的としてこれまで活動してきました.例会は毎月,第4金曜日の午後7時から9時まで知花クリニックで行っています.例会への参加はオープンで技師会員の有無を問わず受け入れています.
 
 普段の参加人数は十数名で,各施設で撮影された症例写真を持ち寄り,症例ごとに「これは良性潰瘍だ」「いや進行癌だ」などと各自の意見を出し合い議論しています.各施設ごとに撮影手技に工夫を凝らしており,発泡剤の飲ませ方,バリウムの濃度・量・種類や撮影順序など色々と参考になります.
 
 例会以外にメーカーの方にバリウムや装置について講習をお願いしたり,県外から講師をお呼びして講演会を開くこともあります.これまでに中村信美先生,柏木秀樹先生に来て頂きました.また平成9年に早期胃がん検診協会の馬場保昌先生がお見えになられた事は会として特筆すべきことです.
 
 実際に消化管撮影に携わっている方はもちろん,これから始めようと思っている方,消化管に興味をお持ちの方,一度参加してみませんか.技師会会員の有無を問わず受け入れています.
 

   沖縄銀杏会        平 秀 樹